
カスタマーサクセス
個人の状況や制約にとらわれず、活躍できる環境がある
SATORIでは、1人ひとりのライフステージや会社への貢献度に合わせたキャリアアップが可能だ。出産・育児のため、4年間のブランクを経て仕事に復帰した菅原。入社3年後の今は、グループ長を務めている。仕事と子育ての両立やキャリアに対する意識がどのように変化していったのか。
菅原礼スガワラレイ
2017年 キャリア採用
マーケティング営業部コンテンツ&コミュニティG グループ長
女性向けの広告宣伝や事業企画に10年以上携わった後、出産・育児期間を経て、カスタマーサクセスメンバーとして入社。6歳の娘と4歳の息子を育てながら、新設部署であるコンテンツ&コミュニティのメンバー・リーダーとして経験を積み、現在はグループ長として時短勤務でマネジメントまで行う。
4年間のブランクを経て、SATORIへ

出産・育児を経験しての仕事復帰ですが、入社の決め手は?
大きく2つの理由があります。1つ目は「社風」。最初に採用面談を受けた際、働き方について相談ができ、育児がキャリアや業務を阻害しないと感じました。当時は決まった制度があったわけでなく、成果を出せれば柔軟な働き方に応じてもらえそうな印象がありました。また、社長のお子さんと私の子どもの年齢が近く、我が家と近い形で育児をされていて。社長自ら保育園へお迎えに行くと聞いて、安心感を持ちました。
もう1つは「業務内容」。私が過去に経験してきた業務が生かせそうだなと。同じ業界ではないので新しい取り組みやチャレンジができそうだったし、そのバランスがちょうど良いと感じました。
前職の2社はBtoC領域(企業から消費者に向けて)の会社で、仕事はとても好きだったのですが、SATORIに出会い、初めてマーケティングオートメーション(以下、MA)というツールがあると知り、ツールそのものへの興味が湧きました。自分が過去の業務で課題に感じていた点をMAツールなら解決できる。BtoB(企業から企業に向けて)という未経験の領域で、新たな楽しさを見つけられそうだと思いました。
入社後、過去の経験はどのように生かされていますか?
入社してから現在まで、既存ユーザー様向けに必要なコンテンツやコミュニティを提供する業務を担当しています。コンテンツでは、既存のお客様向けに新機能や新サービス、イベントのお知らせのメール配信、専用サイトからダウンロードできる資料などの準備をしており、BtoCで販促をしてきた経験が生かされています。メール表現や商品説明など、分かりやすく伝えることは、過去に積み重ねた経験がもとになっています。
コミュニティでは、ご契約者様向けの活用事例発表会・交流会を目的とした「SATORIユーザー会」や、新機能の説明・相談セミナーなどを企画しています。ここでは、過去に社員向けイベントを企画した経験が役に立っています。
また、お客様のご意見を調査し、それを組織へフィードバックするといった仕事もしています。過去にも、クレームを含めた要望を受け取り、抽出し、事業の改善に向けた提案をするという取り組みをしてきました。BtoCとBtoBの違いはあるものの、キャリアが繋げられた部分だと感じています。
会社の成長とともに、視野が広がった

時短勤務という制約の中で、どのように仕事をしていますか?
チーム全員や経営陣にも理解していただき、同じチームのリーダーと業務を分担して、お任せできる部分はどんどん進めてもらいます。
私は緊急度と優先度を考えながら業務に対応し、タスクで期日のあるものは、少し長めに期間を取ってもらっています。正直、全部をスピーディーに進められればチームとしてもっと早く動けるので、そこは今後改善すべき課題です。
入社後、キャリアや仕事に対する意識の変化は?
入社当初はブランクがあったため、再就職できたことへの喜びと「本当に正社員として働けるのだろうか…」という迷いや不安がありました。ブランクがあるにも関わらず、やりがいのある仕事を任せてもらったので、社員として、やるべきことをやろうという気持ちが強かったです。入社半年と早い段階でリーダーを任せていただいたのですが、正直「リーダーとしてマネジメントをこうしよう!」というエネルギッシュな気持ちはまだまだ持てていませんでした。
ですが、どんどん会社が成長し、新しいメンバーも増えて、私は先輩社員へ……といった状況になる中で、チームで成果を出すことに意識が向けられるようになりました。SATORIには、みんなで協力して目標を成し遂げるという土壌があるため、自分1人で抱え込まず、チームとして上手く連携し合って、成果に繋げよう、挑戦してみようと徐々に視野が広がりました。
やりがいを持ち、仕事と子育てを両立できた
ほかにも、子育てしながら働いているメンバーがいますね。
子育てをしている方はとても多いと思います。まだ幼いお子さんの育児をされている方も結構います。また、社長を筆頭に男性も、保育園の送り迎えや病気のときの対応など、育児に積極的な方が多いんじゃないかなと。実際、家事代行など、サポートしてもらえる福利厚生もあります。
私と同じように時間の制約がある中で仕事をしているワーキングマザーも何名かいます。最近、さらにワーキングマザーが増えたので、育児中の方と情報交換ができたらいいなと思っています。
「子育てしながら仕事をする」という選択をして良かったと感じたエピソードがあれば、教えてください。
日々、1つひとつの業務の中で感じています。「SATORIユーザー会」でお客様が“SATORI”を利用してマーケティングが前に進んだと実感してくださった姿を見たとき、企画・主催したセミナーが無事に形になったときなど、細かい部分でも感じます。
仕事そのもの、仕事と子育ての両立など、ときには辛いと感じることもありますが、『子育てしながら社員として働くのは無理かもしれない、だけどやってみよう』という気持ちで入社して、無理なく社員の1人として、やりがいを見つけることができました。諦めなくて良かったと思っています。
働くことへの不安を取り払える環境

今後、挑戦したいことはありますか?
グループ長になったのが今年の4月です。半年間は手探りだったため、マネジメントをきちんと意識して取り組んでいくのはこれからだと思っています。メンバー1人ひとりのキャリアや成長を考えて支援するのがグループ長の役割の1つだと思いながらも、十分な時間がないことを言い訳に、深く掘り下げたコミュニケーションができていませんでした。そこは今後一番取り組んでいきたい部分です。
チームや会社の成長、組織のあり方。どこに力を入れて、どう役割を果たすべきか考えながら、よりステップアップするために準備していきたいですね。自分の限界を決めつけず、組織やメンバー、そのときの状況に合わせて、最適に動いていけたらなと思います。
「子育てでブランクがあって応募を迷われている方」へ、アドバイスやメッセージをお願いします。
私も不安や悩みはありましたが、上長とたくさんコミュニケーションを取って、悩みを相談させていただいてきました。一歩踏み出してみれば、同じ悩みを抱えながら働いている仲間に出会えます。
今、私がこういう立場で自分なりに働けているのは、会社の柔軟さや社員に対する理解、サポート力が強いからだと思っています。SATORIには、それぞれの状況、制約、背景にとらわれず、仕事への思いに寄り添おうとする仲間がいます。自分の可能性を広げたい人が活躍できる環境があります!
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