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青山学院大学 原監督×代表植山の特別講義!
~学生からの感想を読んで思ったこと~

こんにちは!
採用グループの佐藤です。

本日はSATORI代表植山の講演に同席したときに、私個人として感じたこと・考えたことを書きます。

青山学院大学での講義に同席して

先日、Climbers 2022 – 春 – というオンラインライブイベントで、青山学院大学の原監督と植山の特別対談が行われました。

 ▼ 特別対談の様子はこちら

そこでお二人が意気投合!
なんと原監督の授業に特別講師として植山が登壇する機会をいただきました。

2022年5月に2回に分けて、学生向けに特別講義を実施。
そこにちゃっかり私も同席をさせていただきました。

講義終了後に、学生の皆様が提出した感想を共有いただき、僭越ながら私も熟読させていただきました。

ふむふむふむ……。なるほど……。
結論、 

『学生の意見はすっごく面白い』

です!

というのも、同じ講義を聞いているはずなのに、学生と私の捉え方が全然違っていることに気づきました。
その違いが興味深かったので、この場を借りてシェアします!(職権乱用…?)

「捨てることリスト」への解釈

学生の感想文で一番多く書かれていたのは、「捨てることリスト」への感想でした。

SATORIを立ち上げる前、事業立ち上げで8戦8敗を経験していた植山。
そこで気づいた失敗の原因は、「やりきる力」のなさでした。

たどり着いたのは「徹底的に捨てる」こと

不必要なものをそぎ落とし、一点突破する。その一点でのみ、シンプルに、価値を提供する。
逃げられない構造をつくることで、圧倒的「覚悟」を決める。

そうして決心して、作ったのが「捨てること」リストでした。

このリストは学生にも強く印象が残ったようで、

「やることよりもやらないことを考える逆転の発想が新鮮だった」
「すぐに実践したい」

など、素敵な感想がたくさん。

ただ、読み進めていく中で、ところどころ「むむむ…?」と思う箇所がありました。

「受験期にゲームをやめること」=捨てることリスト?

受験の時のご自身に当てはめて、
「テレビやSNS、ゲームをやめる」ことを実践していて、共感できた
という感想をいくつかいただきました。

ここで、なんだか違和感。

「受験期にゲームをしない」ことが、この「捨てることリスト」に含まれるのか…?
この違和感はなんだろう。。。

ここで、学生と私の思う「捨てることリスト」の意味の違いに気づきました。

学生の思う「捨てることリスト」

目標にとっての「捨てること」の関係性:

  • 目標達成のためを考えると、明らかに阻害要因
  • 切り捨てたほうがいいことは頭ではわかっているけども、誘惑によりやめられないもの

もちろん気晴らしにゲームやテレビは必要だと思いますが、1日中ゲームは目標達成から遠ざかってしまいますよね。


一方、私の思う「捨てることリスト」はこちらです。

私の思う「捨てることリスト」

目標にとっての「捨てること」の関係性:

  • 一見すると阻害要因とは思えない(むしろ成功要因と考えられるものも)
  • ”欲張り”な思考で、時間やコスト(物理的にも精神的にも)がかかる
  • 目標達成を突き詰めようと、本当に必要なものだけを取捨選択しようとしたときに邪魔になるもの

ニュアンス伝わりますでしょうか…?
ちなみにこの違和感を植山にド直球でぶつけたところ、

「目標達成のためのものならどっちも合ってると思います」

とのことでした。笑 すみません。笑

たくさんの学生が真剣に聞いてくれています

交友関係を「広げない」こと

植山の「捨てることリスト」の一つに、「交友関係を広げない」という項目があり、これも学生にとっては衝撃的だったようです。

私も初めて聞いたときはびっくりしました。
今まで交友関係広げることが良いと思ってたのに!! と。笑

斬新な発想だった」
「目標達成のためには交友関係を狭めることも必要だと思った」

という前向きな感想をたくさんいただきました。

しかし、ここでもまた違和感をもつ私。
大学生というTHE・交友関係という環境で、あえて広げないという選択肢をとることが果たして正しいのか…?

まずやってみてから「捨てる」

その違和感を持って再度捨てることリストを見たときに、とある共通点を発見しました。
それは、どの項目も、

「まず逆のことをやってみたけれど、目標達成のためには不要だと判断したもの」

だと感じました。

自分が使わないプロダクトを
作ってみた

共感できず全然売れなかった

事業以外にもお金を使ってみた

何も還元されなかった

情報収集をたくさんしてみた

そこに競争力の源泉は
存在しなかった

一旦見境なしにやってみることで、限界を知り、そこにかかるコストとリターンを知る。

そしていざ目標に向けて動いたとき、何を「捨て」、何を「選ぶ」のかの判断がつくようになる。

交友関係も同じで、まず一旦広げられるだけ広げてみて、交友関係を広げることの良し悪しを実感した段階から、自分の目標達成に必要な範囲を知り、「限定」していく。

この「まずやってみる」という行動が、後の「捨てる」という判断に大きく意味を持ち、その感覚を研ぎ澄ませるものだと考えています。

時間とコミュニティにあふれた大学生にとって、「まずやってみる」という行動を惜しむのはあまりにももったいないなと思いました。

これも同様、植山にぶつけてみたところ

「たしかにー。自分でもそこまで考えていなかったです」

とのことでした。あれ、もしかして空振り…?

お二人からの「リーダーシップとマネジメント」講義はアツい!

まとめ

このような違和感を言語化しながら他者理解・自己理解を進めていく作業は、非常に重要だと個人的に思っています。
(そんな機会として講義の時間を勝手に使っていたことがバレてしまいましたね)

実は今回の講義には裏テーマがあり、当社としての、マーケティングの認知度向上を目指す取り組みの一環でもありました。

私たちSATORIは、マーケティングを取り扱う企業の一社として、マーケティングの価値・重要性について社会全体に認知を広げていきたいと考えています。
そのモデルの一つとして、このような渋谷区という共通のコミュニティをきっかけとした取り組みはとても嬉しく、今後もどんどん増やしていきたいなと思っています。

改めて、原監督そして青山学院大学の学生の皆様、貴重な機会をありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします!

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